2012-10-11

A knot

秋のにおいがしてきました
長かった夏の終わりをようやく感じます
 
9月末に行われた全日本実業団の競技会をもって
オリンピックチャレンジをめざした
アスリート人生の区切りとしました
五輪という素晴らしい舞台の経験ができたこと
でもスポーツ傷害や婦人科の疾病と
向き合わなければならなかったこともあり

アテネ五輪後は
ジェットコースターのような
競技人生だったように感じます

競技会を終えた後の囲み会見で
お越しいただいたメディアの皆様に
ある唄の入ったメッセージをお配りしました
Queen の "Teo  Torriatte"です

22才になる前、五輪を目指して
ハンマー投という新たな挑戦を始めたとき
人生の分岐点に立ちました

15才からはじめた円盤投げに加え
かなり遅く始めたハンマー投げ
異なる2種目の両立は本当に大変で
はじめの数年は未知の世界のなかで
とても苦しみ・・・もがき・・・そして迷い
たくさんの苦しみがありました
自分の事以外にとてもではないけど
目を向けられる余裕などない時期があったと思います
 
ハンマー投げに取り組み始めた
ある日の練習帰りに
車のなかで聞いていたラジオ放送から
 "Teo Torriatte"が流れてきました

・・・人と手を取り合うことってなんだろう?

そんな気持ちの芽生えがありました
長く長く続けてきたこの陸上競技から得た経験と教えを
たくさんの方と手を繋いでまた渡していくことは
どんなに素敵なことか
こうした節目になり
感じることができました
いままで手を取り合ってこれた事、人、物
それはきっと、そもそもは、
むこうから向けてもらったもばかりかもしれない

これからは自分が手を取り合えるように
向かっていきたいな・・・
 
秋のかおりが心地よい夜空をみて
そんな想いが
自分になみなみとそそがれています